2014年4月12日土曜日

タペットプレート



カスタム要素としては見落としがちのタペットプレートです。
バリ取り等は常識ですので、ここでは他の加工を紹介してみます。


赤マジックを塗った部分を切削し薄くする事で、ノズル延長のような効果が作れます。
(パッキンへの気密アップの他、この加工のメリットはノズル後退量の増減はさせずにノズル前進量だけを増やせます実際のノズル延長加工には叶いません

※ノズル延長加工、物理的にノズルをノーマル設定よりも長い状態にしてしまう加工
(一般に真鍮パイプ等をノズルに挿入接着延長で加工します、使用中の脱落には注意)

ノズル延長によるメリット
-ノズルが伸びた事でパッキンへの密着が高まりチャンバー気密が良くなる、
-BB弾の待機位置が適正になり、ホップの掛かり方に安定感が出てくる(この場合、特に上下の散りが減りやすい)
-BB弾の待機位置が適正になると、弾道がいわゆる長掛けカスタムに似た状態になりやすい、が、
長掛けでは無い為、ホップの調整範囲は通常同様
デメリット
-ハイサイクルカスタムでは後退量不足になるケースも有る、
その場合、給弾不良の原因となる。

補足
-後退量不足による給弾不良と原因がハッキリしてる場合はセクターギアのタペットピンに真鍮パイプを被せる事で、真鍮パイプの厚さ分だけ後退量を稼がせる事が可能

-セクターチップは後退量は変えずに後退時間を増やす物が多い
-後退量を増やす効果が有る物はタペットピンを覆うタイプの物のみとなる。
後退量を増やす場合は仮組み、手動による動作確認で確認


見難いですが、ウイング部分をカットする事でノズルの閉鎖タイミングを早める事も可能で、
セクターカットカスタムには必須の加工となって来ます。
初めからえぐれてる部分でのカット加工はかなり大胆にカットしても大丈夫です(えぐれてない部分でノズルの後退ピークが来てるハズです)、セクターギアのタペットピンタイミングと相談して下さい。



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